好きを語りたい櫻餅

思い出の中の出来事はいちいち確認せず勢いにまかせるので正確ではないし、ライブや舞台の感想もその瞬間から忘れていくのを必死でかき集めてるので正確ではありません。網膜に録画機能をつけたい(悲願)

ボニファティウス8世が憤死したという教養

FGOでも思ったし、お芝居や映画を観たり本や漫画を読んでても時々思うんだけど、その中に出て来るちょっとした史実や有名な創作物、あるいは取り上げられないけど関係のあるエピソードとか人物背景を知ってると、その作品が何百倍も面白いじゃないですか!そういうのって普通に働いて生活するには要らないけど、知ってると本当に世界が楽しい。

そういうのが教養なんだよね。

海外旅行でもそうだな。ただの遺跡を、遺跡だなぁと思ってみるとただの遺跡だけど(何を言ってるんだろう)、ここでこんなことやあんなことがあって、あの時はこうなって、ここでこの人がこんなことをやらかして、というのが頭に入ってるからこそ、ただの遺跡を見て「わあああああああ!!ここかあああああ!!」ってなれるわけです。

世界史が好きなのは政治経済のことじゃなく、ひたすらいろんなエピソードが楽しかったからで。全く使いどころがないけど、例えばボニファティウス8世が憤死したってことを知ってる私と知らない私では断然、知ってる私の方が心豊かに楽しく暮らしてこられたわけで。

同じ物をみていても、同じ話を聞いていても、教養がある人とない人では受け取るものの濃さ深さが全然違う。いろんなムダなことをこれからもたくさん知って楽しい余生を送りたいなと切に思います。